お金の流れが変わった!/大前研一

この本は、東日本大震災前に発行されたため、その時点での大前研一さんは、原発推進派でしたが、それ以外のビジョンは、殆ど当たっていると言えるでしょう。

池上彰さんの「先送りできない日本」ではないけれども、選挙に勝つために対処療法、部分最適に終始してきた政治を改革し、全体最適を目指さなければ、日本そのものが沈没してしまう可能性も考えられます。

もちろん、全体最適を追求するためには、既得権益を持っている人はもちろん、日本の強みにならない産業は淘汰されるなどの痛みに耐えなければなりません。

しかし、もはやそうすることでしか、緩やかに着地することはできない状況なのです。

このままいけば2020年には、中国のGDPは日本の倍になり、さらに10年もすればインドにも抜かれるだろう。そのときには、ブラジルやインドネシアがすぐうしろに迫っているはずだ。いずれにせよ日本は早晩、経済大国の看板を下ろさざるをえない。

このことがわかれば、日本企業がこれから何をしなければならないか、答えはおのずと見えてくるはずだ。それは、内側を向くのではなく、もっと海外に目を向けろという切迫した戦略転換である。

ところが、日本企業の多くはなぜか「海外市場は難しい」と最初からあきらめて、国内シフトの傾向を強めている。これでは日本経済の将来は暗いといわざるをえない。

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