僕たちに不可能はない リチャード・ブランソン

CATEGORY: 31.政治・経済
DATE: 01/30/2011 04:29:47 PM


僕たちに不可能はない 僕たちに不可能はない リチャード・ブランソン
リチャード・ブランソン氏は、ヴァージングループ(ヴァージン・ミュージック、ヴァージン・アトランティック社など)を会長として自ら率いる傍ら、エイズ撲滅や発展途上国での大学の開設、地球温暖化防止に関する運動など、多岐にわたる社会活動に関わっている。

 リチャード・ブランソン氏は、16歳のとき雑誌『スチューデント』を創刊し、起業家としての人生をスタートさせた。20歳のときには、レコード通信販売のヴァージンを設立した。
この本は、リチャード青年が起業家としての人生をスタートさせてから、ヴァージン・ミュージックを世界6位のレコード会社にまで成長させ、ヴァージン・アトランティック社を英国第2位の航空会社に育て上げるまでの単なるサクセスストーリーではない。
もちろん、ブランソン氏が「どのように起業家としてスタートし、より大きなビジネスを立ち上げて行ったのか」ということについても、それなりに詳しく書かれているし、挑戦し続ける過程で出会ったチャンスをどのように掴み、ピンチをどのように切り抜けたかについてはスリリングなドラマですらある。
しかし、この本の最大のクライマックスは、ブランソン氏が、起業家として成功した後、社会活動に携わっていく姿である。それは、まるでマイケル・サンデル教授の白熱教室のように私たちを「自分はどうあるべきか、今の自分にできることはなにか?」という自問自答を促し、社会哲学の思考に誘う。
――
この本は、あまりにも様々な要素が盛り込まれたために、一慣性に欠けている。少し読みにくいところもあるが、それを差し引いても、読んでおく価値は十分ある。
特に、既に起業家として何らかの成功を手に入れた人や、大企業の経営を任されている人に読んで欲しい。この本は「あなたに出来ることは利益を最大化することだけではないし、あなたがしなければならないことは利益を最大化することだけでは無い。そして、あなたが本当にしたいことは、利益を最大化することだけではないはずだ。」と語りかけてくることだろう。

価格:¥ 1,890(税込)発売日:2008-07-22

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