3月の読書メーター

3月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:1966ナイス数:633
英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか (PHP新書)英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか (PHP新書)感想同僚が一人またひとりと海外の子会社へ旅立って!?行く姿を見送るたび、世の中が激しくグローバル化しているという事実を認めざるを得なくなります。それでもまだ「派遣するだけのスキルがある」と認められた人材は恵まれているのかもしれません。なぜならば、国内に残された人は、マネジメントできる人材と使いものにならない人とに分けられる運命にあるからです。それでは、これから就職活動をする若者たちはどうすればよいのでしょう。ここでは意図的に留年してフィリピンで英語を習得してアジアで実務を経験することが提案されています。読了日:03月29日 著者:大石 哲之

気を整えて夢をかなえるリセット整理術気を整えて夢をかなえるリセット整理術感想「気」だとか「風水」だとか、今まで読んできた苫米地さんの本とは毛並みが違う表現でしたが、根本橘夫さんと、岸見一郎さんの本と並行して読んだせいか、夢を持つことの大切さがスーッと滑らかに心に沁み込んできました。「夢は大きい方がエネルギーも大きくなる!」など、いつもの苫米地さんらしい、ぶっ飛んだ言葉も、自分の無価値感が生み出された要因を知った上で読むと、妙に説得力があり「モノには、あなたが与えた情報があり、良い情報であれば、あなたにパワーと与え、悪い情報であれば、パワーと奪う。」という話を信じたいと思います。読了日:03月25日 著者:苫米地 英人

幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵 (講談社現代新書)幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵 (講談社現代新書)感想>人間の価値を生産性で見るようになったのは、人をものと見るようになったからである。「ものと見る」というのは、人を何かのものを生産する機械のように見なすことだ…岸見先生の言葉に、幸福感を感じにくい現代社会の病が見え隠れする。傍から見たら恵まれているようにしか見えない人でも「今より豊かに、より幸せに」と、他者との関係の中で常に競争を強いられ続けているような時間の中で暮らしているのではないだろうか?たとえどんな状況にあっても、ささやかな幸福以外に幸福はない。どうしたらそれを素直に感じることができるのだろうか?読了日:03月25日 著者:岸見 一郎

「自分には価値がない」の心理学 (朝日新書)「自分には価値がない」の心理学 (朝日新書)感想私たちは誰でも自分に価値があると思いたい。しかし、思いが挫かれる体験に出会い、自分は無価値だと思ってしまう人がいる。本書は無価値観とは何かを理解し、抜け出る対処法を述べている。本当の安心、しっかりとした自己価値感は、自分を成長させ、幸福な人生を築こうとする誠実な努力を積み重ねるうちに形成されるのである。アスリートが「あれだけ練習したんから大丈夫」と思えるまで苦しい練習を繰り返すように、心も同じで、練習しないですぐにできるわけがない。「できた!」という体験を積み重ねることで、自己信頼に到達できるのである。読了日:03月25日 著者:根本橘夫

ザ・チーム 日本の一番大きな問題を解くザ・チーム 日本の一番大きな問題を解く感想ブックオフ16号沼南店で偶然手に入れた本ですが、久しぶりに自分の人生に影響を与えてくれる良い本に出会った!と思いました。著者は、とても凄い人で、私のような凡人とは思考が違うのだと思いますが、そこに課題があったら、既存の価値観に捕らわれず目的志向で手段を考え出していきます。彼は、そこに必要なのが、チームだと言い切ります。確かに彼の周辺には、安定した生活や高い報酬など、日本の子供たちが押し付けられる価値観とは縁がない、情熱に支えられたチームが立ち上がります。255文字では伝えられない素晴らしい世界があります。読了日:03月20日 著者:齋藤ウィリアム浩幸(さいとう・ウィリアム・ひろゆき),William Hiroyuki Saito

「満たされない心」の心理学 (新書y)「満たされない心」の心理学 (新書y)感想‘10/10/5に読み終えた時より、今の自分に無くてはならない内容でした。アドラー心理学は「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」としていますが、この本を読んで「私の悩みは、自分自身を信頼できていないこと」に起因していると確信しました。自分を信頼できなくなってしまった理由は、私が「にせ自己」と「真の自己」に分離したためです。その原因は、私が、まだ若い時に自分の可能性を見切り「真の自己」の夢を捨て「にせ自己」で社会と接してきたことによる報いだと思われます。それに気づいたことで、立直ることが出来るかな。
読了日:03月18日 著者:根本 橘夫

アドラー心理学を深く知る29のキーワード(祥伝社新書)アドラー心理学を深く知る29のキーワード(祥伝社新書)感想監修の岩井俊憲氏は“はしがき”で『嫌われる勇気』以降「アドラー」を名乗る本をたくさん見かけるようになり、中には誤解・曲解を招きやすい内容の本も混在している中に投じられたこの本は、ミネソタのアドラー心理学大学院で修士号を得て、本場の最新のアドラー心理学について最も深く理解している梶野真氏による、アドラー心理学をしっかり理解するためのガイドブックとのことです。幸い、今まで読んできた岸見一郎先生の著書との齟齬は感じず、むしろあえて?インパクトのある言葉を使う岸見先生の言葉の方が頭に擦り込まれる感じがしました。読了日:03月11日 著者:梶野真

「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)感想P111「感情の井戸」図5-1を見た時、私は、岸田秀さん+伊丹十三さんの共著『哺育器の中の大人』のP179~187「自我の領域」図1~14を見た時以来の驚きを感じました。それは、確かにそうだ!と日頃感じている疑問をスッキリ腑に落とす明快さがあったからです。この本には、心理学などに馴染みのない人でも心の構造をザックリつかむことができる図が多く、急激に変化する現代社会のなかで、多くの人が感じている窮屈さなどの問題が、どのように生まれたかを示唆するとともに、読者が自分の課題として問い直すことを可能にしています。読了日:03月05日 著者:泉谷 閑示

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「満たされない心」の心理学 (新書y)

 2017年3月18日
「自分には価値がない」の心理学を手に入れたことを切っ掛けに再読した「満たされない心」の心理学でした。誰にでもすすめられる本ではありませんが、’10/10/5に読み終えた時より、今の自分に無くてはならない内容でした。

世の中はアドラーブームですが、もう少し自分を客観的に見て、何とか立直る切っ掛けを得たいと思っている人には、根本橘夫先生の本がオススメです。私も2冊目なので、偉そうなことは言えませんが、構成がとても良いので、読む歳によって、得るものが違います。

アドラー心理学は「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」としていますが、この本を読んで「私の悩みは、自分自身を信頼できていないこと」に起因していると確信しました。この時期に再読してかったと思える内容でした。

自分を信頼できなくなってしまった理由は、私が「にせ自己」と「真の自己」に分離したためです。その原因は、私が、まだ若い時に自分の可能性を見切り「真の自己」の夢を捨て「にせ自己」で社会と接してきたことによる報いだと思われます。もしかしたら、心が折れてしまう人たちは、社会に適合するために、自分を押し殺しているのかもしれませんね。それに気づいたことで、立直ることが出来るかな。

多くの方は、「にせ自己」と「真の自己」を巧みに使い分け、社会と自己に適合しているように見えますが、世の中に生き辛さを感じている人は、社会に適合しようとする「にせ自己」と素直な自分である「真の自己」とに引き裂かれているのではないでしょうか?そして、そのような人は、適合しているように見える人の自己欺瞞に敏感なのではないかと思います。

電車の中でゲームに没頭している人を見るたびに、RPGゲームをクリアするために昼休みに攻略本を読んでいた頃(20年ぐらい前の働き盛りの頃^^;)を思い出します。あの頃、私は、目標を見失っていることを誤魔化すために、自分を成長させてはくれないけれども、刹那的に集中できることに、時間を浪費していたのだと思います。

2010年10月05日には、こんなことを書いていました。まだまだ余裕?がありますね。

不安は、逃げようとするほど大きくなるが、面と向かって対処すれば、小さくなる。まず、行動のリストを作り、避けられないこと、単純な行動から手をつけ、完璧を期さない。人の心は自転車のように、ある程度のスピードで走って、初めて安定する。行動しない人は、止まっている自転車と同じである。

私達の行動は、不安を解消し、自信を持ち、勇気を出すために行われる。 行動しない人は、不安が解消されず、自信も持てない、勇気も出ないという悪循環に陥る。それを断つためには、不安を突き止め、どうすれば自信が持てるのかを考え、行動すること。

この本を読んだ私の結論「満たされない心」から脱出する方法は「目標を立て、その達成に向けて行動を起こすこと…」そしてその目標は、他者から社会的に認められることを目指す「間接的に自己を満たすもの」ではなく「自らの自然な欲求を満たすもの」であることが望ましい。「ありがとう」のためではなく、自分が生きているという事実に感謝できるような、自分の人生に価値を見出せるものが望ましい。

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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

 市井コンサルタントとして社会人生活を積んでこられた小倉氏が、
平易な言葉使いやシンプルな意味解釈により、
私たちを照らす灯になるようにと執筆された本。

小倉氏は、30歳で課長になったものの、チームをまとめることが
できずに、うつ病を発症。「上司としていかにあるべきか」
「人間としていかに生きるべきかと常に模索し続けていたそうです。

この本に書かれていることは、岸見一郎先生の本と重複していますが、
そんな小倉氏が抽出した部分や、付け加えたエピソードの部分は、
アドラーが提唱していることを、滑らかに腑に落とすための潤滑剤に
なっています。

◆ 他者に認められるために行動すべきではない
私だけではなく、誰もが、良い行動をした時は、それを認めてもらいたい、
と思っているのではないでしょうか?しかし、アドラーは、他者に
認められるために行動するべきではない、と言っているそうです。

確かに、認められることが目的になってしまうと、
他者が見ているところでは、良い行動をし、見ていないところでは、
良い行動をしないということになってしまうかも(・・?

◆ありのままの子供を認める
「子供は、勉強で一番になれない、と思った時、運動で一番になろう。
ダメならば、芸術で、それでもダメならば……。最後は非行で注目を
集めようとする。人は正しいことをして注目されないと、時に
『負の注目』を集めようとする。」

世間の価値観が一元化し、流れに乗れない子供や人が負の注目を
集めようとするならば、世の中はどんどん荒んでしまいますよね。
皆が子供に人にそのような傾向があることを知る必要があるのでは
ないでしょうか?

◆現実を受け入れ、そこにポジティブな意味を見つけていく。
それはだれにでもできることなのです。

岸見先生の本では、「大切なことは何が与えられているかではなく、
与えられているものをどう使うかである」と書かれていることだと
思うのですけれども、自分が持っているスキルを徹底的に
使い倒すことで、道が拓けるのかもしれませんね。

◆原因論ではなく、目的論
アドラーは「すべての行動には(本人も無自覚な)目的がある」
そして「感情が人を突き動かす」のではなく、人は目的のために
「感情を使用する」と言ったそうです。
私は、激情に駆られることが少なくないので、典型的な「目的のために
感情を利用する人」なのだと思います。カッコ悪いです。

◆本当に自信がある人はそれを誇示する必要がありません
私は、自分の努力を他者に認めてもらおうという気持ちからなのか、
何かとアクションがオーバーになりがちでした。これからは、
誰も認めてくれなくても、自分が良いと思うことは影日向なく
行動したいと思います。

平穏に暮らしている時は、心に響かないかもしれませんが、
著者の小倉広さんがそうであったように、「答えの出にくい問題」が
壁として立ち塞がった時、きっと私たちに示唆を与えてくれるのが、
アドラー心理学なのだと思います。

私は、岸見一郎先生の『嫌われる勇気』『アドラー心理学入門』
『アドラー心理学実践入門』『人生を変える勇気』を読み進めてきた
ことによって、徐々に自分自身を客観的に観察する力が芽生え、
悩みの原因も少しずつ明確になってきたような気がしているので、
更に視点を変え課題に真正面から立ち向かう勇気を得るために、
ここに書かれている言葉を心と体に刻み込みたいと思います。

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2日で人生が変わる「箱」の法則

 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』に続くアービンジャー・インスティチュート著 第二弾!?前作も素晴らしかったけど、これも前作を超える素晴らしさでした。前作は、ビジネスシーンで起こりがちな問題がテーマでしたが、こちらは、家族がテーマです。

今はどんなに幸せな家族でも、それぞれが自分の役割を追求し、子供が成長する過程で、いつ危機が訪れるかわかりません。その危機が訪れる前に是非、読んでおきたい一冊です。私たちは自分が大切であるからこそ、自分と一緒に人生を過ごしてくれる家族や、同じ目的に向かって力を合わせる仕事仲間が大切です。

家族や仕事仲間を自分と同じ人間だと認識し、相手の気持ちを理解しようとする。そうすることで、家族や仕事仲間との関係の中で、幸せになれるのです。

2017年02月10日(再読)
6年前に読んだ時は家族がテーマだと思ったのですが、再読した「箱」の法則は、少し前に読んだ岸見一郎先生によるアドラー心理学の本との相乗効果で、私たちが入ってしまいがちな「箱」の存在を明確に意識させてくれる内容でした。

6年前には、自分は「箱」に入っていないような気がしていましたが、一見上手く行っているように見える家庭や職場でも、誰かが「箱」に入っていると、周囲の人も「箱」に入らざるを得なくなって、そこに対立構造ができてしまいます。先ず自分が「箱」から出ることは、勇気が要ることですけれども、すべの改善は、そこから始まるのです。

「箱」の法則は、家族や職場に平穏をもたらすだけではなく、延いては民族や宗教の違いを越え、人類に平和をもたらす可能性を持つ概念です。あなたが対立している相手にも、あなたと同じように家族がいて、妻子を守るために命がけで戦っているのです。

本来であれば家族を大切にしている人ほど、対立している相手が大切にしている妻子への気持ちが理解できるはずです。相手への感情を高ぶらせる前に、相手も同じ人間であることを思い出し、戦う以外の方法がないか考えてたいものですね。

私の症状は「劣等感×嫉妬心=優越の箱」だと思いました。自分には許していることを人には認めない。いわゆる人に厳しく自分に甘い態度は、まさに「箱」に入っている状態で、ジョハリの窓的に言うと、自分は知らないが他人は知っている自分の領域が肥大しているのだと思いました。私は「箱」を軟らかくすることができるのでしょうか!?

もしかしたら私たちは、生きる目的を見失っているのかもしれませんね。家族とともに幸せになるために、経済的に豊かになろうとすることは、場合によっては、家族や同僚とのかけがえのない時間を粗末にすることに繋がっているのかもしれません。家族や同僚との関係を豊かにすることの方が、求めていることへの近道なのだと思いました。

三つの宗教の聖地と言われるエルサレムを奪い合う戦いや、既得権益を覆そうする戦いも、人類が「箱」から出ることができれば、終止符が打てるかもしれません。人類は、もはや言い伝えられる規範よりも、自ら規範を生み出せなければない段階に入っているのだと思います。それは科学技術の進歩よりも重要です。

『2日で人生が変わる「箱」の法則』を再読した後、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』も再読しています。“箱の法則”が“脱出”よりも過去の話なのは、「“箱の法則”を読んだ後に“脱出”を復習してもらいたい。」という気持ちが込められているのかもしれません。

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アドラー心理学 実践入門—「生」「老」「病」「死」との向き合い方

 紙が薄いのか、インクが染み込みやすい質なのか、蛍光ペンで線を引くと、裏写りしてしまうので、赤と青の色鉛筆で線を引きました(^^;そうしたら真っ赤になりました(^^;

この本のタイトルには、“入門”という言葉があり易しい文章で書かれていますが、アドラー心理学について理解したいと思っている初心者にとってはレベルが高く、少なくとも事前に『嫌われる勇気』だけは読んでおきたい、願わくば岸見一郎先生のご専門である哲学の入門書も幾つか読んでおいた方が良いのではないでしょうか(・・?。しかしながら、何度も繰り返される贅肉をそぎ落とした内容は、すべてに蛍光ペンで線を引きたくなるほど磨き抜かれたもので、永遠に悩み続けるオジサンにとっては、まさに聖書と言っても言い過ぎではないと思いました。

「本当に好きなことであれば、時を忘れて打ち込める」もしかしたら、「楽になる」ということは、少しずつ「好きなこと」「時を忘れて打ち込める」ことを増やすことによって、「自分が他者に貢献できること」を増やし、延いては「自信をつける」ということなのかもしれませんね。

「本当に優れている人は、自分が優れていることを誇示する必要も、証明する必要もありません。」う~ん、そんな人になりたいなって、優れたいのか!?

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トヨタの片づけ

 ムダなもは、壁際の床に直接おかれている…嫌なこと言ってくれますねぇ~

>興味深いのは、片づけが出来ていない会社ほど、利益がでていないなど、業績面でも苦しんでいる場合が多いという点です。作業のムダが多く効率が悪い。十分な成果を出せていない…デスクのまわりに、まったく使わないものや段ボールが積み重なっていないでしょうか。それらを片づければ「ムダ」が利益に変わります。スペースが広くなり有効活用できます。職場の雰囲気がパッと明るくなり、従業員の「次の改善をやってやろう」という前向きな気持ちも芽生えます。「整理」と「整頓」をやるだけでも、必ず職場の効率がアップし、成果が上がるのです。

私たちは、探し物に、膨大な時間を浪費しているそうなので、「10秒以内に欲しい資料を取り出せる状態に!」という話には、耳が痛いですね。

個人宅とは違い職場の場合には、スペースや時間が利益に繋げなければならないリソースですから、それを目に見える或いは見えない形で浪費するモノやコトを徹底的に排除することで、成果が生まれるということは事実だと思います。ある意味、古いやり方に拘っている人は、片づけができない人なのかもしれません。

 

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3分以内に話はまとめなさい

contentsは、「話を短くする努力」があなたを磨く。話し方であなたは評価されている。時間を無駄にしない話し方、聞き方。人から気に入られる話し方。人から、きらわれる話し方。自分を磨けば言葉が生きる。

コミュニケーションの目的は、相手に行動してもらうこと、それを見失わなければ、どうすればよいか、自ずから見えてくるのかもしれません。かぎられた人数や個人を相手に話をする場合には、こちらの発したメッセージが心に「とどまる」ことを意識しなければなりません。むしろ【訥弁(とつべん)】の方が相手のこころに残ります。

目指す所は、自分の言いたいことが伝わること、相手に納得してもらったり、感動してもらったり、行動してもらったりすることです。グローバル化が進み、異文化との接触、コミュニケーションにあたって、明快に自己主張できなければ、時代からも国際社会からも置いてきぼりを食ってしまいます。弁護士である高井氏は、話す力を磨くためにも「3分以内で話をまとめる」訓練が一番良い。と考えているそうです。話を短くまとめる能力をよって、論理的な話の運び方、独創的な発想、状況変化に適応する即応性なども一緒に身につけることができるのです。

期せずして一つ前に読了した齋藤孝先生の『コミュニケーション力』と合わせて読むと良い内容でした。コミュニケーションの本質は、テクニックではなく、相手に「ああ、この人に出会え、話が出来て良かったな」と思われるような、相手と自分のためになる情報、知識、発想、考え方の交流なのです。

「話を迅速にすすめるには相手の依って立つところを見極めなければならず、また自分の依って立つところも明らかにしなければならない。」「依って立つ」の「よる」という動詞は「あることを根拠とか理由とする」「ある場所等を根拠地に立てこもる」などの意味。つまり交渉の現場では、相手の主張は相手の思想から出ているわけではなく、相手の立場から発せられていると考えた方が妥当ですし、自分も個人的な考え方で応対できるわけではなく、自分の立場で応対しなければならないということです。

デキるといわれる人、頭脳明晰な人、論理思考な人、目下人生がうまくいっている自信家のなかには、放漫だったり、いやみだったり、言ってみれば「無神経」な話し方をする人が大勢います。そういう人は、目に見える実害がないかもしれませんが、気がつかないところで衰亡の芽を育てているようなところがあります。ここに、ひとつ気づくだけで抜群の効果を発揮する「話し方の秘法」があります。それは「ソフトな華字方に徹する」ということです。語尾を「……と思うのですか」「……じゃないですか」という具合に変えてみましょう。

人から、きらわれる話し方「立て板に水」立てた板に水をかけるという意味だが、よどみなく早口にしゃべる様子を例えた慣用句である。相手に伝えて説得するさいの言葉巧みな話術についていう場合が多い。さらに言うなら、聞いている方が相手のトークについていけず、感心してその話術に聞き入っているうちに、いつのまにかバナナをひとふさ買わされてしまったというような状況で用いるのにぴったりの言葉である。とのこと…

人と良い関係を築き、継続していくためには「ああ、この人と話ができてよかったな」と相手に印象深い何かを残すことが大切です。どんなささやかなものでも、その人が知りたがっている情報、知識、発想、考え方などを差し上げることで「また会いたいな」「次も熱心に話を聞こう」と思っていただくことができるのです。

新書にありがちな「章の中で最も読者の気を引きそうなタイトルを本のタイトルにしてしまう」というありふれた戦略が鼻につきますが、内容はオリジナリティもあり、とても良いものでした。」機会があったら、ご覧ください。

 

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